手の中サイズのオートパイロットリモコン
Madman Marineより車のキー程度の小さなリモコンでRaymarineのSeaTalk方式オートパイロットを制御できるワイヤレスリモートのご紹介です。特段ややこしい設定なども必要なく、データ&電源ケーブルをオートパイロットに直結またはネットワークに割り込ませるだけですぐにお使い頂けます。コース変更やタック、オート&スタンバイの切り替えはもちろん、オートパイロット側が機能条件を満たしている場合はウィンドベーンモードやトラッキングモードもご使用頂けます。
キット内容
- AP-WRC4レシーバーユニット
- 433MHzアンテナ
- キーリモコン(2個)
- 日本語説明書(弊社作成)
別途必要なパーツ
-
SeaTalkケーブル(別売・必須)
(or3芯シールド線 2.5mm2まで) - CR2016電池
(リモコン1個に対し2個使用) - レシーバー固定用ネジ
- E22158 SeaTalkNGコンバーター
(Evolutionオートパイロット使用時) - 2Aヒューズ
レシーバー寸法
D:約27mm |W:約110mm|H:約78mm
※ 固定フランジ、コネクタ等含む、アンテナ別
※ アンテナは90度に折り曲げた状態で高さ約30mm
SeaTalkケーブルについて
本品のレシーバーにはオートパイロット本体と接続するためのケーブルが付属しておりません。必ず接続用ケーブルを併せてお求めください。SeaTalk方式の航海計器などを併設しネットワークを構築している場合、Raymarine純正のSeaTalkケーブルで簡単に接続頂けます。ST1000/2000などに直結される場合、SeaTalkケーブルのコネクタを両側とも切断することとなりますので、市販のシールド線で代用頂いても問題ございません。
Evolutionオートパイロットとの接続について
他のSeaTalk機器と同様に、コンバーター経由であれば本製品はEvolutionオートパイロットと連携可能です。必ずSeaTalkNGコンバーター(E22158)をお求めください。コンバーターにはSeaTalkケーブルが付属しますので、レシーバー接続用のケーブルを別途お求め頂く必要はございません。この一方で、コンバーター接続用にバックボーンケーブルの追加が必要になる場合がございます。
追加部材
以下の各画像クリックで各販売ページに移動します。
SeaTalkケーブル
本ケーブルまたは市販の3芯のシールドケーブルが必要です。
SeaTalkNGコンバーター
Evolutionオートパイロットとの連携に必要です。
バックボーンケーブル
コンバーターと既設ネットワークの接続に必要な場合があります。
AP-WRC3シリーズをお持ちの方へ
本品はAP-WRC3シリーズの後継機で、仕様、操作性ともにほぼ同一でございます。この一方で、AP-WRC3シリーズのリモコンとは互換性がなく、本品のリモコンをAP-WRC3シリーズにお使い頂くことも出来ません。AP-WRC3本体はすでに製造終了しておりますが、リモコンのみ引き続きお買い求め頂けます(⇒こちら)。なお、本ページに掲載のAP-WRC4にはWi-Fiモジュールが搭載されておらず、iSteerアプリとは連携出来ません。
Raymarine S100 vs Madman AP-WRC4
Raymarine社の純正リモコンであるS100とこのMadman AP-WRC4、この2機種でどちらを採用されるか迷われるケースもあると存じます。そこで、両者の違いをいくつかの項目に分けてまとめてみました。総じて、リモコンの中核機能であるコース変更やタックに限定すればAP-WRC4のほうが優勢と言えるかも知れません。一方、S100には純正品ならではの、AP-WRC4にはない利点があります。
サイズ感
S100のリモコンは握りこぶし大の大きさがあり、重量もそれなりです。首掛けのラニヤードが付属しますが、少し大振りな印象は否めません。一方のAP-WRC4はキーホルダーのようなサイズ感で重量をほぼ感じることもなくリールストラップなどを付けてベルト穴にでもかけておけばほぼ邪魔になることはありません。
リモコンの数
S100はリモコンとレシーバーが1ペアになっております。一方のAP-WRC4はキットに2つのキーリモコンが含まれる他、スペアを追加することも可能です。このため、複数のクルーがオートパイロットを遠隔操作出来る環境を作っておくことができます。
コース変更
S100は2ボタンの短押しと長押しで1度、10度のコース変更角度が変わりますが、AP-WRC4は4ボタン式です。確実に意図した角度入力が出来るのはAP−WRC4ですが、複数ボタンの同時押しで様々な機能を実行するという仕様上、意図せぬ誤操作のリスクを抱えているとも言えます。
タック
S100はMODE>左右ボタンでTackを探す>PILOTで実行という3段階を要しますが、AP-WRC4は2ボタンの同時押しで即時タック操作を実行できます。画面に目をやる必要もなく操作実行までも早いため、この点はAP-WRC4に軍配が上がりそうです。
ウィンドベーンモード
タックにおける操作性の違いと同じことが言えます。トラックモードも同様で、S100がMODEボタン内に格納している各種機能の呼び出しはAP-WRC4のほうが素早く実行できます。ただし、各機能を呼び出すためのボタンの組み合わせを覚えておく必要があります。
パターン追従
S100にはサークルやジグザグ、クローバーなどいくつかのパターンにそって転進する機能がありますが、AP-WRC4にはこうした機能がありません。この点は純正品の完全勝利と言えます。
画面の有無
S100には小さいながら画面があり、電波状態や現在のモード、方位など必要十分な情報を表示することができます。一方のAP-WRC4には手元で確認可能な画面はなく、4ボタンの使い分けや、場合によっては複数ボタンの同時押しなど指先だけでの操作が全てです。
省電力モード
S100は5分以上の無操作で電源が自動OFFし、再起動時はリンク回復まで時間がかかります。この機能は度々無効化オプションの実装が叫ばれていますが、現在も無効化の方法がありません。Madmanにはこうした賛否の分かれる機能はなく、電波が良好ならいつでも作動します。
価格
この点はAP-WRC4の圧勝です。画面の有無やパターン機能の有無など、サードパーティ製品であるAP-WRC4は純正品と機能性においても差がありますが、これは小型化というコンセプトの結果に過ぎないとの見方も出来ます。
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