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ライフライン スウェージング

【ページ内の価格は旧価格です】
昨今の為替レート変動や部材および輸送品の高騰などを受け、弊社では多数の商品において価格改定をさせて頂かざるを得ない状況となっております。本ページのライフライン価格は部材費、制作工賃等を全て加味した総合計のみでご案内させて頂いておりましたが、これにつきましても再計算が必要となっております。現在の価格は本ページ内および関連資料内よりも上がってしまっておりますので何卒ご了承ください。具体的な価格につきましてはお見積りさせていただきます。

ライフラインの製作はゆうこうマリンにお任せください!

ライフラインの設置、取り替えをご希望のお客様向けに下記の3つのプランをご案内させて頂いております。正直ライフラインのことはよく分からないという方のための完全取り替えプランから、少しでもコストを抑えるリサイクルプラン、パーツ一つひとつに至るまでをご自由にお選び頂けるカスタムプランまで、お客様に最適な方法でライフラインの作製、お取り替えをお手伝い致します。

完全取り替えプラン

必要な部品が全て含まれた最も簡単にご注文頂けるプランです。基本的には、お客様ご自身にライフラインの計測をお願いし、そのデータを元に作成します。単品購入より5%の割引を適用してお作りできるのでお得です。

リサイクルプラン

現在お使いのライフラインを弊社にお送り頂き、再利用可能な部品は再利用してお作りいたします。お客様による計測が不要で、コストも抑えられます。制作前に詳しいお見積もりをさせていただいています。

カスタムプラン

部分的な交換をしたい場合や、使用する部品をご自身で選びたい方のプランです。パーツの選定等をお客様にご自身で行って頂けるため、非常に高い自由度で仕様を決めていただくことができます。

ご注意:リサイクルプランの方、もしくは計測に自身のない方は全てのパーツをお送りください!また、その際は調整とマーキングをお忘れなく!
ライフラインおよび各種リギンの製作を行う際に、現在お使いのものを弊社にお送り頂き、適合するパーツの選定やサイズの計測などをさせて頂く場合がございます。こうした場合はお送り頂く前にかならず下記を実施して頂きますようお願い申し上げます。

1. 関連するパーツは全て船から取り外し、弊社までお送りください。
例えばワイヤー部分のお取り替えおよびエンド部分のスウェージングのみをご希望の場合でも、その相手となるターンバックルやペリカンフックも必ず同梱の上で弊社にお送りください。リギンパーツの交換、製作に際し確認すべきことは非常に多岐に渡り、「実際に合わせてみること」が最も確実に正しいものをお作りする上で重要となるためです。

2. 取り外しの前に必ず各調整部を最適な状態に調整し、マーキングしてください。
ターンバックル等の調整パーツを最適な状態に調整し、マスキングテープ等で下の写真のようにマーキングしてください。製作に際してはワイヤー等の実測値のみではなく、こうした「調整状態を加味した」長さやサイズにて製作を致します。特にライフラインは誤差数センチ以内の精度で計測したデータが必要となり、この調整状態が明確でない場合は「いっぱいまで締めても長すぎる」「最大まで緩めても短すぎる」といったことが起こり得ます。また、取り外しの際に各パーツを分解した場合は、バラバラのままではなく元の組み合わせに組み立てなおしてからお送りください。万が一、マーキングされていなかった場合、最適な長さが不明ですので、一旦送り返し、マーキングしていただくこともございますのでご注意ください。(その際、往復の送料はお客様のご負担となります事をあらかじめご了承ください。)


完全取り替えプラン -ライフライン作成-

船体の全長ごとに設定しております価格にて、細かい部品の指定等をして頂かなくても簡単にご注文が頂けるプランです。
単品購入した場合の価格より5%の割引を適用してのご案内ですので、リーズナブルなお値段でご利用頂けます。
製作に際してはお客様に現在お使いのライフライン寸法を計測して頂き、そのデータを元に製作致します。

  • ゲート無し
    • バウパルピットからスターンパルピットまで、途中に何本かのスタンションを介して一本のワイヤーで通します。
  • 後方ゲート
    • 艇の後方、スターンパルピットに隣接してゲートがあるタイプです。
    • ゲートより前方は一本のワイヤーで通します。
    • このタイプではゲート部分にターンバックルがありませんので厳密な計測が必要です。
  • 中間ゲート
    • スタンションに挟まれた部分にゲートがあるタイプです。
    • ゲートより前方及び後方にターンバックル付のワイヤーを配しますが「後方ゲート」タイプと同様にゲート部分にはターンバックルが付きません。
    • ゲート部分の寸法は厳密に測定して下さい。

ご注文方法
1. まずはじめに、こちらの「ライフラインご注文・計測表」をクリック・ダウンロードして頂き、ご自身で必要な部分のサイズの計測・記入の上、FAX・Eメール・郵送(西宮ショップ宛)にてご注文ください。(計測に自信のない方は、マーキングさえして頂いていれば、細かい計測はこちらでさせて頂きますので、ライフライン全体をそのままお送りください。適正な長さのマーキングは必須です。)
2. データを受け取り、確認出来次第、弊社からこちらのオンラインショップを通してお支払いしていただくようにご連絡させて頂きます。
3. お支払い確認後、発送させて頂きます。
*計測方法についての説明が上記のPDFに含まれておりますのでご安心ください。このページ下部の料金表、または計測表の5枚目の表中の[取り替え]と表示されている金額がこちらのプランの目安金額ですのでそちらをご参考にされることをオススメします。
*また、ワイヤーの種類や特徴に関する説明、ご指定頂くべきパーツ、こちらのプランの価格表が上記ご注文表に含まれております。
*弊社は、入金確認後での発送とさせていただいていますので、あらかじめご了承ください。(代引きでの発送のサービスは可能です。)


リサイクルプラン -ライフライン作成-

現在お使いのライフラインから再利用可能なパーツをそのまま使用して新たなライフラインをお作りするプランです。現在のライフラインの状態と再利用可能なパーツの数量、種類によって金額が異なりますので、個別のお見積りさせて頂いておりますが、このページ下部の料金表、もしくは「ライフラインご注文・計測表」の5枚目の料金表に表記されている金額を目安にお考えください。

下記の手順で作成を進めさせて頂きます。

STEP1 現行品の確認
・現在お使いのライフラインを弊社宛にお送りください。使用可能なパーツを確認致します。
・現行品と異なる仕様に変更されたい場合はご相談ください。
・この際船の種類についてもお教えください。

STEP2 お見積り
・交換の必要があるパーツの代金、工賃等を含めたお見積りを作成させて頂きます。
 (ターンバックルやペリカンフックは再利用出来る場合が多く、費用を抑えられる可能性があります。)
 (弊社は再利用するパーツの耐久性については関知致しません。再利用の是非はご自身でご判断ください。)

STEP3 製造・納品
・作成するライフラインの仕様が確定しましたら作成を開始致します。
・作成は代金ご入金確認後とさせて頂いております。
・カスタム品となりますので作成開始後の変更・キャンセルはお受付できません。
・製作に約3営業日頂戴しております。

 

ご注文方法
1. こちらの「ライフラインご注文・計測表」をダウンロードして頂き、FAXにてご注文ください。その際、計測は弊社にて行いますので、計測表へのご記入は不要です。1枚目のみご記入ください。
2. 次にお使いのライフラインを弊社にお送り頂きますと、こちらで計測・パーツの確認を行い、見積もりを出させて頂きます。
また、現在のライフラインをお送り頂くにあたっての注意事項を3枚目に記載しておりますので必ずお読み下さい。


カスタムプラン -ライフライン作成-

使用するパーツ、仕様その他全てをお客様ご自身でお選び頂けるプランです。リギンワークに造詣の深い方、または業者様向けに設定させて頂いているプランです。パーツ選びや仕様に関するご説明・ご案内や、弊社からのカスタムプランのご提案は出来かねますので予めご了承下さい。お見積りはライフライン作成に必要な全てのパーツをお客様よりご指定頂いた場合のみ作成致します。

ご注文方法
オーダーメイドでお作りしますので下記「カスタムプラン用ご注文表」に必要事項をご記入の上FAXにてご注文ください。
ワイヤーの長さは「ライフラインご注文・計測表」の計測表にご記入の上併せてお送り下さい。


完全取り替えプラン・リサイクルプランの目安の価格表

1×19 4mmワイヤー

1×19 5mmワイヤー

1×19 4mmワイヤー PVCカバー付き


<よくあるご質問>

Q.ライフラインや各ステーなどを制作する場合、納期はどれくらいですか?

A:基本は「弊社工場の3営業日」です。
まずは弊社ショップの技術者がお客様よりお預かりした古いパーツ(現在ご使用中の現物)や計測頂いたデータをもとに、お客様の船に合うリギンパーツを選出いたします。計測データやパーツに不足がない場合、新たなリギン作製用のパーツをショップより弊社工場に送り、製品を作製致します。ここまで最短で「土日、祝日を除く3営業日」を頂戴致しております。お客様から古いパーツをご送付頂き、完成した製品をお送りさせて頂くまでを含めますと通常5日程度でお届けが可能です。万が一お客様のリギンが弊社定番在庫品と異なる種類、サイズ、形状等の場合は類似品をサンプルとしてお送りさせて頂き、パーツが適合するかどうかのご確認をお願いする場合があります。また、弊社定番品でお客様の船に合うリギンを作成できない場合は、パーツの取寄せまたはお客様の船側に固定されているパーツを交換する等の対応をさせて頂く場合もございます。こうした場合はリギン作製自体を開始するまでにお時間がかかる場合がありますので予めご了承ください。

Q. ライフラインの材質・仕様は?

ライフラインは落水の危険から身を守る大変重要なものです。
JSAFでは次のように規定しています。

3.14.6 ライフラインの最小直径、要求される材質、仕様

  • ライフラインの素材は以下のどちらかでなければならない
    • ステンレスの撚り線
    • 一重縒りの高弾性ポリエチレンロープ(HMPE) (Dyneema®/Spectra® or equivalent)
  • 最小直径は下記の表の通り
  • ステンレス製のライフラインはコーティングなしであること。また、ぴったりとフィットしたスリーブ(鞘管)を使用してはならない。
  • 一時的なスリーブを使用することはかまわないが、定期的に 点検のために取りはずさなくてはならない。
  • ステンレス製を使用する場合、316グレードを推奨する。
  • HMPE (Dyneema®/Spectra®) を使う場合はメーカー推奨の手順にてより継ぎを行う。
  • ライフラインをしっかりと張るために合成繊維のきつく張ったロープをラニヤードとして使ってもよいが、その場合ラニヤードによる部分の長さは100mm(4インチ)を越えてはならない。このラニヤードは少なくとも年1回取り替えること。
  • ライフラインの囲みを構成するすべてのワイヤー、附属品、固定点及びラニヤードはすべての場所で少なくともライフラインのワイヤーに必要な破壊強度を持つこと。
船体全長 最小直径
8.5m(28ft)未満 3mm(1/8インチ)
8.5-13m(28ft以上43ft未満) 4mm(5/32インチ)
13m(43ft)以上 5mm(3/16インチ)

Q.ライフラインに使用するワイヤーにはどのような種類がありますか?

ワイヤーの種類によっていくつかに大別されます。
【1】7×7(適合用途:ライフライン)

7本の細い鋼線を撚ってワイヤーを作ります。このワイヤーをさらに7本撚り合わせて完成します。ビニールの被覆でコーティング(カバー)されているのが特徴です。
長所:柔軟性に富む。
短所:カバーがかえって
腐食の原因になることがある(詳細後述)。経年劣化によりコーティングに変色や割れが発生する。切れた鋼線が手に刺さって怪我をする。

【1】1×19(適合用途:ライフライン、サイドステー、フォアステー、バックステー)
19本の比較的太い鋼線を撚って作ったワイヤーです。
長所:コーティングされておらず常に乾燥状態を保てるため腐食に強く耐久性に富む。
短所:重い。


【1】コンパクト・ストランド(適合用途:サイドステー、フォアステー、バックステー)
平らな面のあるワイヤーから作られており、ワイヤー表面が平坦で一本一本の繊維による凹凸が目立たないのが特徴です。
長所:同じ直径の1×19のワイヤーと比べて強度が高く、レース艇やパフォーマンスボートにお勧め。
短所:価格は若干割高になる。


【1】ダイニーマ(適合用途:ライフライン、バックステー)
一般的なワイヤーと同等の強度を持つハイテクロープです。
フォアステー、サイドステーにも使用は出来ますが頻繁な交換と特殊な固定器具が必要となります。
長所:ワイヤーに比べてしなやかで軽く、色が選べる。
短所:ワイヤーに比べて耐久性が劣るため、早めの交換が必要となる。

以上を踏まえて、以下の3つが弊社が基本的にライフラインへのご使用に際し、おすすめしている1×19の断面図です。図1は1×19 4mmワイヤー、図2は1×19 5mmワイヤー、図3は1×19 4mm PVCカバー付きワイヤーです。使用時に手が痛いことから、弊社では3mmワイヤーのライフラインへの使用はお勧め致しません。上段には5mmのワイヤーを、下段には4mmのワイヤー(35ft以下の場合)をお勧め致します。そして、特に弊社では1×19のコーティングなしワイヤーをお勧めしております。その理由として、PVCカバー付きのワイヤーはワイヤーが空気に触れず、水分も溜まりやすくなります。こうした環境下ではステンレスが錆びやすくなるため、耐久性の面を考えると、PVCカバーのご使用はお勧め致しません。プロダクション艇にPVCコートワイヤーが使われることが多かった点、ワイヤーがむき出しではない点からPVCをお選びになる方もいらっしゃいますが、その際は、PVCワイヤーは定期的かつ、早めの点検をお願いします。

ステンレスなのに錆びる?カバーで悪化ってホント?

A:状況によりますがカバーで錆が悪化する可能性は高いです

「ステンレスは錆びない」は誤り
ステンレスは鉄ベースの鋼材であるため、環境によっては錆びてしまいます。ステンレスが錆び「にくい」とされるのは、クロムを含有することで「不動態皮膜」と呼ばれる酸化皮膜を表面に形成するためです。この膜は非常に薄く透明なので目には見えませんが、酸素に触れることで瞬時に形成され、何かが擦れたりして損傷してもすぐに新たな被膜が形成されます。

ステンレスにも種類がある
SUS304と呼ばれるステンレスがステンレス生産量の半量以上を占めていますが、SUS304は「節約型ステンレス」とも呼ばれ、下記のような不動態皮膜を破壊しやすい環境には耐えられないことがあります。このため、更にモリブデンを添加して被膜の自己修復能力を高めたものがSUS316と呼ばれます。SUS316は加工性が悪くなり価格も上がってしまいますが、海洋環境ではこちらのグレードを選択頂くことが重要となります。

不動態皮膜を破壊する環境要因
塩素イオンを多く含む環境(海水など)では不動態皮膜に局所的な破壊が起きてしまいます。特にこうした不動態皮膜の破壊が、ステンレスの表面に付着した異物を起点として起こった場合は、そこが局部電池化して固定され、その箇所だけ腐食が進行する「孔食」を生じる危険が大きくなります。これは単体では錆に強いステンレスがもらい錆には弱い場合があることにも象徴されます。

金属を水洗い?!
ステンレスは水洗いが防錆対策になります。通常水にも溶存酸素があり、ステンレスは不動態化するためです。水洗いによって塩素イオンや表面の異物除去を行って不動態皮膜の破壊を防ぐことで、被膜はより強靭になっていきます。身近な建材などでも、雨がかからない場所のほうがかえって錆が進行している様子をご覧いただける場合があります。

PVCカバー付きワイヤーは余計に錆びる?
水洗いでステンレス表面の塩素イオンや腐食が始まってしまった鋼線からの異物などを除去しにくいことにより、カバー内部がステンレスにとってかえって過酷な環境になっている恐れがあります。不動態皮膜の形成に欠かせない酸素を含んだ空気や水が行き渡らないこともデメリットです。これはライフラインに限らず、いわゆるクローズドタイプ(筐体が筒状になっている)ターンバックルなどでも同じことが言えます。

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