ゆうこうペディア - セールにデザインを施す場合のお勧めと注意
ご注文の流れ
まずは図案をご用意ください。図案が出来上がりましたら、図案サイズと貼り付け位置を明示した状態で弊社まで画像データをお送りください。ai(adobe illustrator)形式での入稿をお願い致しておりますが、難しい場合はjpeg、png等の一般的なファイル形式でもお受付致します。この際、図案以外の領域は白抜き、透過などの状態で入稿してください。パソコンのフォントをそのまま使用した場合はフォントデータを合わせてお送りください。また、フォントを含む各種ウェブ素材は配布者の定めるガイドラインに違反していないかよくご確認ください。画像を入稿頂きましたら実際にセールに貼り付けた場合の簡易モデル図を作製致しますので、一旦ご確認ください。モデル図に問題がなければ製作開始となります。
再現出来るものと出来ないもの
セールナンバーと同じインシグニアを切り抜くか、スピンなどにはペイントでデザインを施します。このため原則として単色または各エリアが1色で塗りつぶされた領域を組み合わせた図案のみ再現可能となります。ひと続きのエリアが単色でさえあれば、チームロゴなどある程度複雑な形状のものでも対応可能です。ただし、細いパーツや細かいパーツは剥離してその部分だけが脱落するなどの危険がありますのでお勧めは致しません。また、シャドウやグラデーションなど、微妙な色合いの変化は再現出来ません。メタリックな色合い、反射パネル様のもの、キャンバスなどのような微妙な質感なども再現出来ません。当然ながら、プリントTシャツなどにありがちな、写真をセールに印刷する、といったことも出来ません。また、弊社ではデザイン代行、提案、未完成な状態で入稿されたデータの補正、手直し等は原則として承っておりません。
セール装飾に適する図案、適しにくい図案
セール展開時には立体的に膨らんだ場所に描かれる点を考慮に入れた図案を作製してください。セールエリアの大半を覆うような図案はお勧め致しません。また、細いパーツや小さいパーツを多用したデザインは鋭角な箇所から剥離してきたり、遠目からのインパクトに欠ける場合があります。単色または数色程度で、分断されていたり先細りになったパーツを極力避けた図案が耐久面、インパクト面でも良い結果となります。また、淡い色合いよりもハッキリした色合いのほうがよく映えます。
おすすめ度付きデザイン例
セール装飾に適したものからそうでないものまで、いくつかの例を挙げておすすめ度とその理由をご説明致します。図案作成のご参考にお役立て下さい。
おすすめ度:高
ほとんどのパーツを1枚のパネルから切り出せるため部分脱落の心配が少なく、文字自体の意味も加わって濃い単色の力強いデザインは、特にホワイトセールによく映えることでしょう。
おすすめ度:高
やはりパーツ数が少なく、多少鋭角ではあるものの極端に細い箇所もないため、映え方、耐久性どちらにも優れます。このようにパネル単位でなら色変えも可能です。
おすすめ度:中
決して実現出来なくなないですが、鋭角的な多数のパーツで構成されており耐久性が心配です。北東だけ薄くしてみたのですが、これ1枚だけが剥がれたのを想像してください。途端に残念な感じになります。
おすすめ度:低
再現不可能な要素はないのですが、色数が増えると価格に跳ね返ってきます。また、大量の細いパーツが折り重なるため耐久性にも難がありそうです。中央部は何枚もシートが重なってしまいます。
おすすめ度:再現不可
ぼかしたい、という意味であれば前述の通り対応出来ず、単に画質が悪いだけで本当は上の高画質版のようにしたい、という意味であれば細部が潰れていて完全再現が出来ません。
おすすめ度:再現不可
細い目盛りは再現が非常に困難です。茶系の中で微妙な色合いの違いを出す、古い紙のかすれた風合いを出すなどは出来ません。単色でコンパスローズのみを再現するのは可能ですが、お客様ご自身で加工した上でのご入稿が必要です。
おすすめ度:再現不可
このラフ画は単線で境界取りして着色した状態に加工した上であれば問題なくご使用頂ける画像ですが、このままの状態でご入稿頂いてもご対応致しかねます。
おすすめ度:再現不可
セールに印刷を施すわけではなく、あくまで単色のシートまたはペイントでの装飾となります。写真のような複雑な色合いのものは再現出来ません。