たかが端子、されど端子!これ一つで機器全体のパフォーマンスを左右し得ます!
熱収縮カバーによる高い密閉性と確かな強度、耐久性を持つこれらのケーブルコネクターは素材を厳選し、細部に至るまで様々な
こだわりをもって製造されております。なぜNSPAの端子なのか、一般的な他社製品との違いをご紹介します。
端子本体:曲げ成型・接合成型・シームレス成型 端子の成型一つでも違いが出ます!
曲げ成型(一般的な他社製品)
平らな素材を曲げ、筒状にしてバレル部分を成型するタイプの端子です。このタイプはバレルに切れ目があるため、
正しい位置、角度でクリンプしないと切れ目が開いてしまいます。
接合成型(NSPA製品)
基本的な成型は曲げ型のものと大差ありませんが、大きな違いとして接合成型された端子は切れ目をはんだで接合してあります。
このため、どの位置、角度でクリンプしてもバレルが開いてくることがありません。
シームレス成型(NSPA製品)
突合接続端子はこちらの方法で成型されております。平らな素材を曲げるのではなく、元々パイプ状になった切れ目のない素材を使用するため、
クリンプ時にバレルが開くということが一切起こりません。
カバー:熱収縮時のトラブル無用!カラーコードとプリントで施工時の失敗を防止!
ホットメルト接着剤が出てこない!
カバーは熱収縮時に裏側のホットメルト接着剤でケーブルや端子に密着します。
この接着剤の種類によっては加熱時に流れ出てきて端子に付着するなどのトラブルを起こしますが、NSPA製品にその心配は無用です。
加熱しても縮まない!
他社製品の中には熱による収縮時にカバーの長さまで縮んでしまうものがあります。
NSPAのカバーは熱をかけて密着させても長さは変わらないので、確かな保護性能を発揮します。
カラーコードとサイズプリント
各端子は対応ケーブルサイズごとに色分けされており、施工時に誤ったサイズのものを付けてしまわないよう配慮されています。
また、カバー表面にはサイズのプリントもあるため、現物を見てサイズを確認出来ます。
重要:下記カラーコードの意味をご確認ください!
NSPA社は所在国であるアメリカの規格AWG(米国ワイヤーゲージ)に基づいて製品を製造、展開しております。また、カラーコードもAWGに基づいた色分けがなされております。
一方、日本ではJIS規格の定めるSQ(スケ:伝導体断面積の近似値 mm2)に基づいてケーブルサイズが表記されております。
下記にAWG、SQの各区分がそれぞれどの色の端子と適合するのかをまとめました。商品をお選びの際はまず下記表にて「適するサイズのカラー」をご確認ください。
例:0.75スケ=赤いカバー / 2スケ=青いカバー /4スケ=黄色いカバー
製品の主な仕様
・半透明のホットメルト付き熱収縮カバーで目視点検がしやすく、腐食を防ぎ、防水性能を発揮します。
・自動車産業などでも活躍する電気配線周りの確かな信頼性を持った製品です。
・端子部分を丁寧に接合、またはシームレス素材を用いており、バレルの開きや潰れの心配がありません。
・ワイヤーサイズごとに色分けされたカバーにはサイズを示すプリントもあり、施工ミスを防ぎます。
・非常に豊富なサイズ展開で多彩なワイヤーサイズに適合します。