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Raymarine 航海計器トランスデューサー セレクションガイド

Raymarine航海計器システムは必ず「ディスプレイユニット+対応トランスデューサー」で構成され、各ユニットは個別で販売いたしております。本ページの記載内容を十分ご確認頂いた上でご自身に最適なシステム構成をご判断ください。本ページの各バナーおよび製品写真から該当商品の販売ページへ移動していただけます。

[ディスプレイユニット]
Raymarine航海計器システムには下記の4グレードが存在します。計測可能なデータは大まかに「水深」「速度・温度」「風向・風速」に分かれ、各グレード、各モデルごとに計測可能なデータが異なります。また、接続方法は大まかに「直結」「ネットワーク構築」の2系統に分かれます。i40〜i60はディスプレイユニットの背面に各種トランスデューサーを直結できるスロットが設けてあり、ディスプレイ+対応トランスデューサーのみで稼働するシンプルなシステム構成が可能です。一方i70は各トランスデューサーを接続する際に専用のコンバーターを経由する必要があるものの、1つのディスプレイユニットに全ての計測項目を表示可能です。いずれのディスプレイユニットもSeaTalkまたはSeaTalkNGと呼ばれる方式のネットワークに統合することが可能で、オートパイロットなどの各種ナビゲーションシステムとのデータ共有、連動も可能です。各ディスプレイユニットの詳細は商品ページに掲載致しておりますので、下記の各バナーよりお進みください。

[トランスデューサー]
下記のうち1〜4の各トランスデューサーは計測データの種類さえ合致していればi40〜i60の各ディスプレイに直結が可能です。また、5のコンバーターを経由することでi70への接続も可能です。この場合は1台のi70に全てのトランスデューサーを収束させ、1台のディスプレイで全種のデータを表示することが出来ます。6の多機能トランスデューサーはi70専用です。同一のSeaTalkNGネットワーク上にi70および多機能トランスデューサーを組み込むことでご使用頂けます。この場合5のコンバーターは不要です。多機能トランスデューサーはいずれのディスプレイユニットにも直結は出来ず、必ずSeaTalkNGネットワークに組み込んで頂く必要がございます。その他各ディスプレイとトランスデューサーとの適合に関する詳細を表にまとめております。上記のご説明はあくまで概略であり、接続方法によっては補正操作ができなくなるなどの細かな注意事項もございますので、商品をお選びいただく際は必ず下表で対応状況をご確認ください(クリック/タップで拡大表示します)

1.水深用

2.速度&水温用

3.風向&風速用

4.水深+速度&水温用

5.SeaTalkNGコンバーター

6.多機能型

STシリーズとiシリーズとの互換性について

Raymarine Instruments(各種航海計器)シリーズは、「STシリーズ」から「iシリーズ」へと大幅なモデルチェンジが行われており、仕様も大幅に変更されておりますが、ほとんどの機器においては互換性がございます。ここでは新旧シリーズの仕様上の違いと互換性の保持方法についてご説明します。一部互換性がなくなった機器もございます(詳細下記)のでご注意ください。

【iシリーズでの変更点と互換性の保持方法】

1. ネットワーク通信方式が異なります。
STシリーズはほとんどがSeaTalk1と呼ばれる3ピンの平型コネクタでネットワークケーブルを構成するのに対し、iシリーズの多くはSeaTalkNGと呼ばれる6ピンの丸型コネクタに変更されており、
通信方式も異なっております。このため、STシリーズとiシリーズとを単一のネットワークに直接組み込むことは出来ませんが、SeaTalk1 - SeaTalkNG変換ケーブルとSeaTalk1 - SeaTalkNGコンバーター(いずれも別売)にて接続が可能です。なお、i40は3ピンの平型コネクターを採用しておりSTシリーズと同一のネットワークに接続可能です。

2. トランスデューサーの接続方法が異なる場合があります。
一部のSTシリーズ用トランスデューサーは丸型コネクタでディスプレイ背面に接続しますが、現行トランスデューサーはケーブル一本一本をメスのスペード端子でディスプレイ背面に差し込むようになっております。丸型コネクタのトランスデューサーもコネクタを切り落として1/8インチのスペード端子をクリンプすれば現行のiシリーズにも接続可能です。

3. PODユニットはiTC-5に変更されています(ST70 / i70)
旧来はトランスデューサー1台につき1つのポッドと呼ばれる変換器を用いておりましたが、現在はこれがiTC-5と呼ばれる機器に変更されており、風力、速度、スピード、ラダーアングルセンサーをこれ一台で接続可能です。GPSプロッターやi70(ST70)などで各種データを一括表示する場合などはこのiTC-5が大変便利です。

【ST50シリーズの風向風速計について】
上記の通り、STシリーズとiシリーズとはほぼ完全に互換性がありますが、ST50シリーズの風向風速計のみは現在のウィンドベーントランスデューサーとの互換性がありません(ST60には現行のウィンドベーントランスデューサーが互換します)。ST50シリーズはすでに廃盤となっておりますので、トランスデューサーまたはディスプレイのいずれかのみが破損した場合でも両方を交換して頂く必要がございます。なお、トランスデューサーケーブルは上記のようにコネクタの加工が必要になる点以外は同じものですので、ケーブルをマスト内に通し直すという作業は必要ございません

【ST50シリーズと現行機器、ネットワークとの接続について】
ST50はSeaTalk方式の機器ではあるものの、現在は採用されていない丸型ソケットを使用しております。この丸ソケットを切断して中のケーブルを露出させ、接続先のケーブルも同様に切断して内部のケーブル同士を直接接続することで現行機器やネットワークに統合することが出来ます。この場合、接続先の通信規格に応じてアダプターケーブルまたはデータコンバーターが必要になる場合がございます。コンバーター要否の判断基準はこちらでご紹介いたしております。また、アダプターケーブルの要否やどのケーブルが適するかなどは機器によって異なりますのでお問い合わせください。

[水深計測用トランスデューサーについて]

【トランスデューサーの出力について】
ワット(W)で出力を記載しております。出力の高いトランスデューサーほど反射音を拾いやすく、水中の状態が良くない場合でも計測への影響を受けにくくなります。また、海底や魚などをより細かく検出したり、対応可能な水深も高出力のトランスデューサーのほうが深くなります。

【トランスデューサーの周波数について】
上記の出力に加え、水深に応じてトランスデューサーの周波数を切り替えることでも計測結果を最適化することが出来ます。Raymarineの水深計用トランスデューサーには高周波数(200khz)と低周波数(50kHz)とを切り替えられるものがあります。

200kHz(高周波数)
水深が60m以下の場合や、船速が速い場合には高い周波数の使用をお勧め致します。周波数が高ければ目標物を詳細に検出し、ノイズの影響を減らして不要なエコーの表示を抑えます。一方、周波数が高い場合は測定可能な範囲が狭くなります(詳細後述)。

50kHz(低周波数)
水深が深い場合は低い周波数が推奨されます。音波は周波数が低いほうが水に吸収されにくく、より遠くまで飛ばすことが出来ます。また、照射角度も周波数が低いほうが広く、より広い範囲を計測することが出来ます。ただし、周波数が低いと詳細な計測結果は得にくく、またノイズの影響も受けやすくなります。泥や海藻など、柔らかいもので覆われた海底は音波を吸収しやすく、この場合は海底が厚く表示されます。一方、岩や珊瑚は音波をよく反射するため海底の表示は薄くなります。こうした違いもワイドなアングルを持つ低い周波数のほうが見やすくなります。

上記より、通常は水深60mを堺に2つの周波数を使い分けて頂くことをお勧め致します。更に、もし可能であれば両周波数での計測結果を同時に表示して見比べて頂くことが最適です。

[補足]音波の照射角度について
トランスデューサーは照射した音波のうち、船幅方向(進路と交差するように引いたライン上)の音波を集中的に観測します。音波は実際には’サイドローブ(花びらのように凹凸のある範囲)’を形成していますが、ここでは深くなるほどに円周が大きくなる円錐状として表記します。音波はこの円錐の中心部分が最も強く、外周にずれるにつれて弱くなります。周波数が低いほど円周の大きな円錐を描き、より広い範囲を計測できますが精度は犠牲になります。一方、周波数が高いと円周が小さくなりますが鮮明な計測が可能です。

[スピード計用トランスデューサーについて]

【ダミートランスデューサーが付属しています】
スルハルタイプのスピード計用トランスデューサーはスルハルに着脱が可能となっております。また、ご使用にならない間はトランスデューサーを抜いてダミーを挿入しておくことでパドル部分が水生生物などで覆われることを防ぎます。

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