SUNMATE 100%PTFEソーイングスレッド

紫外線への絶対防御を誇る最強のミシン糸

SUNMATEは、テフロンの名で知られるPTFEという素材（フッ素）でできています。フッ素結合は紫外線からの影響より大きなエネルギーを持っているため、紫外線で分解するということがありません。「紫外線に強い」ではなく、全くのノーダメージで焼き切れることがない、それがこのSUNMATE PTFEスレッドです！

紫外線以外も！SUNMATEの最強ポイント

SUNMATE スペック

表中の表記について
本製品は海外製品につき、日本のJIS規格に必ずしも準拠しておらず、呼び（#◯◯、〇〇番などの表記）への換算値はご案内致しておりません。表中に記載の通り、ISO規格にて国際的に定めのあるtexおよびデニール表記でのご案内のみに留まっておりますが、悪しからずご了承ください。お使いのミシンでのご使用可否は推奨ニードルサイズからご判断頂くのが確実です。

ご注意：PTFEミシン糸は一般的な糸より滑ります
PTFEの摩擦係数は0.05−0.08とされ、これはスキー板と雪面との摩擦よりも小さいという滑りやすさです。SUNMATEはある程度糸の「毛羽立ち」が再現されており、縫製に必要な摩擦がある程度確保されておりますが、推奨ニードルサイズは糸のサイズに対し若干小さめのチョイスとなっております（ROBSHIP工場内で実際に使用しているサイズ）。本製品のご使用に際してはミシン側での緻密な調整が必要になる可能性がございますが、弊社ではミシン自体はお取り扱いがなく、ミシン側の調整に関するご相談は承ることが出来ません。本製品のご使用は縫製に関する専門的な知識をお持ちの方にのみお勧め致しております。

糸は生地製品の「生命線」

カフェでコーヒーを一杯飲むだけで、オープンテラスに並ぶパラソルや椅子など、紫外線を浴びっ放しになっている生地製品を見つけることが出来ます。そして、そんな生地製品が製品形を保てているのは糸で縫われているから。そしてその糸が一本切れるだけで、オシャレな映えスポットは無惨な姿に変貌します。縫製糸の断裂は生地製品の寿命が尽きることを意味するので、「生命線」は比喩でも誇張でもない、純然たる事実です。

「面」と「線」の明らかすぎる勝敗

屋外使用を前提とする生地製品はもちろんアクリルなど耐候性の高い生地で作られます。それなのに、10年単位の寿命を誇るそんな生地を、耐用年数で遥かに劣るポリエステルなどの糸で縫製するという慣習は今も根強いものです。しかも、素材としての耐候性の差に加え、生地（面）と糸（線）とでは紫外線暴露を受ける表面積にも大きな差が生まれます。生地にこだわって膨らんだコストは、盲点である糸の断裂によって水泡に帰すのです。

再縫製の是非は意外と難しい

縫い直すという修理も有力な修理法の一つです。しかし「縫う」という行為は生地に無数の穴を空けることを意味し、何度も縫い直せば紫外線以前に生地がキリトリ加工をした紙のように裂けてしまうこともあります。縫製箇所をずらすなどの対策もありますが、元のミシン目が目立ったり寸法が変わったりすることがあります。そして何より、大きく重く嵩張る屋外生地製品を外し、修理工場へ持ち込み修理する。その手間とコストは大きな負担を生みます。

「紫外線無効」が唯一無二の最適解

生地製品の「生命線」たる縫製糸を、「耐候性生地よりも長持ち」させ、結果的に製品寿命を延ばして縫い直しの手間やコストを激減させる。これを可能にするのが紫外線劣化を生じないPTFEミシン糸「SUNMATE」なのです。しかもSUNMATEは、PTFEミシン糸の数少ない難点である「価格の高さ」をも克服しています。PTFE糸は広がりを見せつつありますが、ぜひ価格を比べてみてください。自社ブランドだからできる圧倒的なコスト圧縮により、皆様の製品づくりを価格・品質の両面から支えます。ROBSHIP自社工場でももちろん導入しており、多数の使用実績が積み上がっております。